【ダンス10/02】踊りは人を、「人間」であることから解放する

クラス:ダンス

日 時:2014年10月2日(木)・19時~20時30分

場 所:コミスタこうべ302号室

参加者:1名

 

内 容

  • 身体ほぐし
  • 胴体の体操
    • 正坐で丸める・反る
    • 仰向けで丸める・反る
    • 合蹠で丸める・反る
  • ダンス
    • 下半身の使い方の練習(プリエ)
    • ステップ練習

 

雑 感

この日も合気道クラスの人が一人来られて、マンツーマンレッスンになりました。

8月からの二ヶ月間で6回目の参加、少しダンスクラスにも慣れてきているように見えました。

 

前半の体操では、骨盤の前後方向への運動を中心に展開。

考えてみれば、今回じっくり行った「仰向けでの丸める・反る動き」とかはずいぶん久しぶりにやりました。

少し応用的な動きでもあるので、何回か参加したことのある人でないとなかなかできないのです。

 

ラストのステップ練習では、「空中に吊られた照る照る坊主が風に吹かれて揺れるように」という比喩で動きを説明してみました。

下半身をあまり固定させず、フワフワと漂うように足が左右に動いていく感じを出したかったからです。

 

これは左右方向にたくさん移動するステップなのですが、足幅が狭い状態で腕だけ左右に振ってしまうと、横と言うよりも上下方向の運動の印象が強くなってしまいます。

なので、横への動きをしっかり表現するためには、上半身よりも下半身の移動の幅が重要になってきます。

あたかも振り子が左右に揺れるように、身体の上の方より下の方がたくさん運動することでこの横の流れが出てくるのです。

 

ところで、ダンスには「人間でないものになろうとする」という部分があるような気がします。

たとえば、バレリーナは妖精や白鳥などに扮してまるで重力が無いかのように舞ってみせたりするし、あえて機械的な動きをするロボットダンスなんかもあります。

 

「人間ではない何かのように踊れ」という指示によって、踊り手は「人間らしい動き」を封印しなければならなくなるわけですが、それは同時に、「人間の身体はこう動くものだ」という踊り手自身の中にある思い込みから、身体を解放するということでもあります。

実際、比喩一つで身体の動きや身に纏う雰囲気がガラッと変わるということは非常に多いのです。

それはたぶん、比喩を聞いたその瞬間に、本人が自分の身体に対して持っていたイメージがいったん壊れるからではないかと思います。

 

そういえば、昔、ダンスの先生に「そこでムササビのように跳ぶ!」と言われたことがありました。

あれはインパクトあったなぁ。

 

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