【合氣道12/23・12/24】出口を求めて

二回分まとめて書きます。


クラス:合氣道

日 時:2014年12月23日(火・祝)・10時~12時

場 所:王子スポーツセンター柔道場

参加者:2名


内 容

  • 体操
  • 呼吸法
  • 鳥船
  • 四方切り
  • 足捌き
    • 送り足
    • 送ってから継ぎ足
    • 線を換える送り足

(休憩)

  • 受身・膝行・転換
  • 体術
    • 逆半身片手取り転換6種
    • 逆半身片手取り歩み足転換
    • 相半身片手取り入身投げ2種(上段と下段)
    • 相半身片手取り四方投げ(下段の流れ)
    • 相半身片手取り一教(上段の流れ)
    • 坐技呼吸法
  • 輪になって呼吸

クラス:合氣道

日 時:2014年12月24日(水)・15時~17時

場 所:芦屋市立体育館・青少年センター柔道場

参加者:10名

 

内 容

  • 体操
  • 呼吸法
  • 鳥船
  • 四方切り
  • 足捌き
    • 送り足
    • 継いでから送り足
    • 線を換える送り足
    • 継いでから線を換える足

(休憩)

  • 受身・膝行・転換
  • 体術
    • 逆半身片手取り転換6種
    • 逆半身片手取り歩み足転換
    • 逆半身片手取り歩み足転換から氣を通す
    • 正面打ち入身投げ
    • 正面打ち四方投げ
    • 正面打ち一教
    • 正面打ち二教
    • 正面打ち小手返し
    • 正面打ち内回転投げ
    • 坐技呼吸法
  • 輪になって呼吸

 

雑 感

稽古日誌がちょっと溜まってきてます。

このところ公私ともども予定いっぱいで、自宅のパソコン前に一時間以上坐っていることのできる時間がありませんでした。

 

しかし、昨日は久々に時間に余裕があったものの、何時間もかけて文章を書いた後に、結局それらは全部捨てました。

なんのことはない、時間があってもなくても同じなのです。

書けないときは書けない。

そういうもんです。


合氣道の稽古においても、ときおり、にっちもさっちも行かなくなることがあります。

そういう時には、自分が何をしても相手に咎められてしまうような氣がして、指一本動かすことさえ躊躇してしまう。

別に相手から脅されているわけでもないし、失敗したら命を取られるわけでもないのに、まるで「一方的に監視されている囚人」のような惨めな気分になって、自己嫌悪に陥ります。

 

対する相手はいたって自然体で、ただそこに立っているだけです。

なのに、こちらはどれだけ力を振り絞っても相手に対抗できないような「圧倒的実力差」を感じる。

そういう時には、萎縮しきって心身が固くなったまま、先生が「はい、置いてください」と言って次の技に移るのを、待ってしまうことになります。

まるで、小さい子供がお説教を聞いている最中に、身体をキュッと縮めながらも、「まだ終わらないのかな」と時計をチラチラ確認するようなことをしてしまう。

 

ああいう時間って、お説教をしている側からするとそんなに長く感じないんですけれど、されている側にとってはものすごく長く感じるものです。

そうして時計を氣にしていたり、ソワソワしたりしていると、そういう様子も見咎められて、「何をしてるんだ!まだ話の途中だぞ!」とか怒鳴られたりするんですけれど、アレもやられるほうからするとキツいんですよね。

まあ、私もたまに凱風館の少年部の子達にそういうことをしてしまって、あとで反省するんですが。

 

私がまだ中学生だったときのことですが、私はスポーツジムに器械体操を習いに行っていました。

そのときは、ジムの先生に見込まれて、特別に安い料金で週五回通える「育成コース」というクラスに加わっていました。

 

というと「何か凄そう」ですが、そこでは私がメンバーの中で一番の年上だったのに、技術的には一番下手でした。

他の子達は小学3年生から5年生くらいでしたが、私はそもそも体操を始めたのが小学5年のときだったので、スタートからして彼らより遅かったのです。

 

それでも、私は自分なりに一生懸命やっていました。

他の子達が怠けてズルをしていた筋トレや柔軟体操も、きちんとこなすように意識していて、そのことを私は密かに誇りとしていました。

教えてくれていた先生も、私が手を抜いていないことには氣づいていたようで、これからの成長に期待してくれていました。

 

もちろん、そのような先生の氣持ちに私が氣づいたのは、ずっと後になってからでした。

私自身は中学生になった頃あたりから、下手な自分にだんだんうんざりし始めていましたし、年下の子達が難しい技を先に習得していく様子を見ては劣等感を抱いていました。

自分がこれからも成長できるなんて、ほとんど思えなくなっていたのです。

 

また、私は年下の子達とどのようにコミュニケーションを取ったらいいのかもよくわかりませんでした。

学校で同年代の友達とであっても、上手く馴染めないことが多い年頃だったのですから、無理もありません。

さらに言えば、私が育成コースに入ってきたときには、既に他の子達はお互いに仲が良くなっていたため、もし私が彼らと仲良くなろうと思ったら、どうにかしてそのグループに加わるしかありませんでした。

でも、年下の子達のグループに入る際、どんな風に声をかけたらいいのか、当然ながら当時の私にはわからなかったのです。

 

そして、きっとそれは彼らの側からしても同じだったはずです。

彼らも私という新しい年上の仲間をどうやって受け入れたらいいのかが、わからなかったのだと今になって思います。

声のかけ方がわからなかったのは、「お互い様」だったのです。

 

とにもかくにも、その時の私には相手のことまで考える余裕はありませんでした。

私にできたことは、ただ「基礎トレーニングをするときに手を抜かない」ということだけだったのです。

そして、そうやって手を抜かないで一回一回きちんとやっても、他の子達のようにその努力が目に見える結果には結びつかなかったのですから、「体操はもういいや」と私が思うようになったのも、仕方のないことだったのかもしれません。

 

でも、先生は私に期待をしてくれていました。

私はそれを知らなかった。

他の子達の氣持ちもわからなかったし、先生の氣持ちを想像したこともありませんでした。

だから、私が突然「体操を止めるつもりです」と先生に言った時には、ずいぶん驚かれました。

「どうして止めるのか?」と先生に聞かれて、私は「学校の勉強や部活に時間を使いたいから」と答えました。

もちろん、本当の理由は「自分の居場所がここにはなかったから」なんですが、それについて私は自覚していませんでしたし、正確に言語化するだけの力もありませんでした。

 

私に期待していた分だけ、先生の失望も大きかったのかもしれません。

私がたどたどしく話すのを聞いた後、先生は「止める理由は分かった」と言ってから、今度は「では、どうしてそのことをもっと早く言ってくれなかったのか?」と問うてきました。

「学校」という言葉を持ち出せば、もう相手の追求はかわせるだろうと踏んでいた私にとって、この問いは予想外でした。

あまりに予想外だったので、そこで思考がフリーズしてしまいました。

 

先生の心情としては、「真面目に練習をしてきたのを見ていたし、これから先に期待もしていた。もう次のシーズンの練習メニューも組んでいるところだった。止めるのであれば、もっと早くに言って欲しかった」ということだったようです。

要するに、それだけ私に期待をしてくれたということです。

でも、当の私のほうとしては、ただただ「怒らせてしまった」としか感じませんでした。

先生への「感謝の氣持ち」よりも先に、「恐れ」が出てきた。

それで、私は何も言えなくなってしまったのです。

 

それから後、私は毎日練習が終わるたびに講師室に呼び出されました。

先生と二人きりで椅子に向かい合って坐ったまま、私はジッと見つめられていました。

先生は「どうしてもっと早く止めると言わなかったのか」を私が伝えられるまで帰さないつもりだったようです。

 

でも、私は何も言えなかった。

だいたい「止める理由」そのものが「嘘」だったのに、「どうしてもっと早く嘘をつかなかった」と言われたって困ります。

それで私は先生と向かい合って一言も発さないまま、先生が諦めて私を解放してくれるのを、いつも待っていました。

 

それは私にとって、「とても長い時間」でした。

きっと私はあのとき、こう言うべきだったのでしょう。

「嘘をついてごめんなさい。本当は学校のことはどうでもよくて、ただこの場所に来るのがもう辛くて仕方がなかったのです」と。

 

私は結局、毎日先生と無言の時間を過ごしただけで、何も言いませんでした。

「もっと他の選択肢があったはずだ」と、今は思いますけれど、そのときは「身体を縮めて待っている」ことしかできなかった。

 

合氣道の稽古で「にっちもさっちも行かない」ような場合には、その時の感じを思い出します。

あの「出口のない感じ」を。

 

どうしたら「出口」を見つけ出せるのかを、いつも考えてます。

 

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コメント: 2
  • #1

    Akiko820 (火曜日, 30 12月 2014 17:26)

    正面打ち二教もやったと思います〜。たぶん審査以来…。

    今年もお世話になりました。
    始めた頃はどうなるかと思ってましたが、どんどん楽しくなってきました。のんびりお稽古続けたいと思います〜(^-^)/

    どうぞよいお年を。

  • #2

    湯浅和海 (火曜日, 30 12月 2014 18:15)

    >Akiko820さん
    あ、そういえばやりましたね(^^;)
    ご指摘いただき、ありがとうございます。
    さっそく直しました。

    合氣道クラスもいよいよ三年目に突入ですね。
    これからも愉快な稽古を重ねていきましょう。

    ではでは、よいお年をお迎えくださいませ~(^-^)/