【ワークショップ02/01】

先月末は体調を崩して更新が滞っていましたが、やっと少し回復してきたので、また徐々に記事を書いていこうと思います。


ということで、更新再開の初回はワークショップの日誌です。

去年の春から隔月でワークショップの開催を続けてきたのですが、今回でもう四回目になります。

このところツイッターで教室の活動報告を呟くようにしていたこともあってか、参加希望の申込みがいつもより多かったです。

ちゃんと伝えようとすれば、何かしらの反応は返ってくるものですね。


ところで、このワークショップは、もともと「初心者向けの体験の場」として始めました。

私のほうで対象として念頭に置いている参加者のタイプは、「興味はあるけどレギュラークラスに毎週通うのはハードルが高い」と感じている方、「一度さわりの部分だけでも体験してみたい」と思っている方などです。

それゆえ、武道や舞踊の経験がなくても参加可能なワークをメインにメニューを組んでいます。


毎週続けて通うのであればともかく、たった2時間ちょっとのワークショップですから、何かしらのスキルを習得するには時間として少なすぎます。

なので、「技術の習得」よりも「参加者個人の氣づき」を私は大事にしています。

「与えられた課題が出来たか出来なかったか」よりも、「今日のワークを通して自分は何に氣づけたか」を大切にして参加してもらうほうが、初心者の方々にとって意味があると思います。

↑うちのワークショップで最初に毎回行う「足を感じるワーク」。


先ほども書きましたように、ワークショップの主な対象は「初心者」です。

それゆえ、武道や舞踊の未経験者でも参加・体験が可能なものでありながら、誰もがそこから何かしらの「氣づきの機会」を得られるようなワークが私としては理想となるわけですが、そういうのって考えるのがけっこう難しいです。


また、「合氣道の本質って何だろう?」とか「どうして人は踊るんだろう?」とかいった根源的な問いについても、あるていど自力で考えていないと、「初心者」に届くような説明ができません。

あまり専門的な内容についての注意事項ばかりでは、「初心者」の方々に「自分に関係のある話」として説明を聞いてもらえないですから、そのへんもワークショップを開催し始めてからいろいろ工夫するようになりました。

↑ホワイトボードを使って解説中。

 

今回のワークショップでは、特に合氣道的な他者とのコミュニケーション方法(相手と同化して一緒に動くワークなど)について取り上げましたが、それは別に「特殊な技術」ではなくて、誰もが持っている力です。

普段の生活でも無意識に使っているのですが、私たちはその力の存在に、あまり自覚的ではありません。

↑相手を力で引っ張らない。同化して動くワーク。


↑講師によるダンス実演。

 

私達の日常は、既にして十分に舞踊的であり、また合氣道的でもあります。

少なくとも私にはそう見えます。

 

ワークショップでは、そのような私の目から見える日常の景色を、他の分野の方々とも共有できたらいいなぁ、と思ってワークの内容や説明の仕方を考えています。

参加者の方々が、ダンスや合氣道を「自分と何の関係もない遠い世界のこと」としてではなく、「自分と関係がある(かもしれない)こと」として感じてもらえたならば、私としてはたいへん嬉しく思います。

 

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