【合氣道05/17】心静かに

クラス:合氣道

日 時:2015年5月17日(日)・10時~12時

場 所:王子スポーツセンター柔道場

参加者:4名

 

内 容

  • 体操
  • 呼吸法
  • 足捌き
    • 継ぎ足
    • 継いでから送り足
    • 継いで線を換える送り足

(休憩)

  • 受身・膝行
  • 体術
    • 逆半身片手取り氣の流れ六方向
    • 逆半身片手取り歩み足転換
    • 相半身片手取り入身投げ二種(下段・上段)
    • 相半身片手取り四方切り(取らせたまま)
    • 相半身片手取り四方投げ(相手の手首を取る)
    • 相半身片手取り一教
    • 相半身片手取り天秤投げ
    • 坐技呼吸法
  • 輪になって呼吸

 

雑 感

久々に午前中の時間を使って稽古を開催しました。

外もよく晴れていて、窓から入る風も心地よかった。

こういう環境だと、心を透明にする瞑想的な稽古もしやすいです。

 

このところ、稽古の前半で行う体操と呼吸法では、「静謐な雰囲氣」を大事にしています。

日常の慌ただしいリズムと騒がしい思考とをいったん脇に置いて、ゆったりしたペースで動き、落ち着いた氣分で時間を過ごす。

それによって、心と身体に軽く「リセット」がかけることができます。

この「日常とは違う時間の流れ」を、参加者の方々にはできたら覚えて帰ってほしいと思っています。

 

今の世の中では、なにかにつけて「急げ、成果を出せ、待ったなしだ」と言われがち(自分自身でも言いがち)ですので、感じたり考えたりするペースも知らず知らず速くなりがちです。

もちろん、急ぐことが必要な局面も時にはあるでしょうけれど、「何のために急いでいるのか」や「どこに向かって急いでいるのか」さえわからずに、「なんかよくわかんないけど、とにかく急げ!」と言っては焦ってばかりの人も、けっこういるんじゃないでしょうか?

 

とか何とか言って、焦らずにダラダラと日を過ごしていたら、今回は稽古日誌の更新が遅れてしまったわけですが(あはは)。

でも、このところ言葉で伝えたいことが段々と減ってきたのは確かです。

お稽古前半の「静謐な雰囲氣」というのも、道場に身を置いて一緒に感じてもらうしかない類いのものですし…。

 

たぶんレギュラーで来てくれている生徒さん達は、私が何を大事にして稽古をしているかを、身体を通して理解してくれることと思います。

それは同じ場所で一緒に過ごすことによって、肌で感じるしかないものです。

道場では言葉を費やして教えたりもしていますが、むしろ「本当に伝えたいこと」を伝えるためには、言葉が邪魔になることもある。


泥が混ざって濁った水は、そのままほっておけば透明になっていきます。

濁りを取ろうと思うあまり、焦って手を突っ込むと余計に水は濁ってしまう。

こういうときには何もしないでいればいいのです。

そうすれば、やがては泥も流れ去って、水は自然と透明になります。

もともと水底に何があったのかも、自ずから明らかになるでしょう。

 

言葉が尽きる時に訪れる「静寂」もまた悪くないです。

別に沈黙を怖れなくてもいい。

心静かに同じ時間を共有すると、伝わることもきっとあるから。

 

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