【ダンス05/21】行ったり来たり

クラス:ダンス

日 時:2015年5月21日(木)・19時~20時30分

場 所:コミスタこうべ302号室

参加者:4名

 

内 容

  • グルーミング(下半身⇒上半身)
  • 肩をゆるめる
  • 邪気の吐出
  • 下丹田を活性化させるワーク
  • 肩の一点を意識して動かす
  • 骨盤の一点を意識して動かす
  • 身体の中心に息を通す

(休憩)

  • 阿吽の呼吸
  • 指を一本ずつ意識して動くワーク
  • 末端から動く振り付け

 

雑 感

ビジター参加の方が二人いたので、いつもとだいぶレッスンの雰囲気が変わりました。

こういった変化を通じて、いつもの自分のレッスンを客観視できる部分もあり、面白かったです。

 

さて、レッスンのテーマですが、先週に引き続き「末端を意識すること」でした。

前半で身体をゆるめていくのは同じですが、そこから体幹部分を操作するような練習はあまりせず、むしろ指先から動くことによって自分の外側の空間へと心身を開放していく稽古をしました。

 

「自分の中心」を定めることで心身の落ち着きは得られますが、それによって動きからは伸びやかさが失われます。

かといって、伸びやかさばかりを求めると、夢中になって遊ぶ子供が知らぬ間に家から遠く離れていってしまうように、帰り方と帰るべき場所がわからなくなってしまいます。

 

「中心」と「周縁」はどちらも必要で、なるべく行ったり来たりできた方がいいと私は思っています。

時には、ご飯支度をして子供の帰りを待つ親の心地で(ってどんなものか私は知らんけど)、自分の心と身体を見守る。

また別な時には、外側から招かれるままに遠くへ出かけていって、自分の遊びに熱中する。

「家」に同化するか、「外」に同化するかによって、時間の感じ方もずいぶん変わるものです。

 

「見守ること」と「熱中すること」というのは、「中心」と「周縁」の話とはまた少しずれる部分もありますが、これらは踊りの最中にしばしば同時に要求されるものです。

冷静に自分に起こっていることを見守りながらも、やっているゲームには没入していく。

あんまり冷静すぎると動きから生気が消えてしまうし、まわりが見えないくらいまで熱中してしまうと、踊っている当人自身にとっても、それを観ている人たちにとっても、いささか危険なことになります。

 

踊っている間、踊り手はまるで綱渡り芸人のように、両者のバランスを取り続けます。

 

冷静さと熱狂の真ん中。

中心と周縁の間。

束縛と自由の中間。

 

そういう「中途半端なところ」に居続けることも、一種の技術です。

これには、両極端を行ったり来たりしているうちに、段々と慣れていくだろうと思います。

 

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