【合氣道10/06】久々のお稽古

・2015年10月6日(火) 合氣道クラス@王子

 

約二ヶ月ぶりの投稿になります。

8月半ばに体調を崩して三週間入院することになり、教室もずっとお休みになっていました。

主治医から「退院後も無理はしないように」と言われ、9月いっぱいは休養を最優先に生活していたのですが、教室を完全に休止したままだと、それはそれで気が休まらないところもあり、10月から週一回だけ合氣道クラスを再開することにしました。

 

ということで、再開第一回目がこの記事を書いている前日である10月6日(火)だったのですが、久しぶりに会員の方達(女性二名)と顔を合わせました。

私の都合で急に稽古がお休みになってしまい迷惑と心配をおかけしてしまったわけですが、お二人とも私の体調を気遣ってくださり、ありがたかったです。

というのも、「きちんと指導ができるだろうか」ということよりも、「久々の再会でどんな顔をしたらいいのか」ということのほうが、実のところ私としては気がかりだったからです。

 

お互いに久々の稽古でしたから、どこまでだったら問題なくできそうかを手探りしながら進みました。

まずは今の自分たちに何ができて何ができないかを、少しずつでも確かめていく必要があると思ったのです。

 

足捌きや受身の練習も、意識的に時間をかけてゆっくり行い、体術は逆半身片手取りで基本技を再確認しました。

そうして基本から丁寧に確認していると、以前は見過ごしていたことにも気がつくようになっていて、我ながら驚きました。

 

たとえば、指導をしているときに、前はずいぶん焦って「答え」を出そうとしていたように感じました。

生徒さんがうまくいかないで困っているときに、私はそれをすぐにどうにかしようとして、余計なことを言いすぎていたのではないかと思ったのです。

どんな場合にもこちらの意図と計らいによって「どうにかする」というやり方ばかりではなく、本人の中で時間と共に問いが熟して、あるいは事の成り行きによって、自然と「どうにかなる」という進み方も、もっと大事にするべきなんじゃないかと改めて思いました。

 

とにかく、会員の方も私自身も、久々の稽古ということで緊張していた部分があったとは思うのですが、そのぶん「まあ、今は無理して頑張っても、できないもんはできないわな」ということを前提にして稽古に臨んでいたところもあり、おかげで余分な力みや見栄が自ずから落ちていたのかもしれません。

 

人によっては「そんな中途半端な気持ちで指導をするなんて…」と思われるかもしれませんが、現状として私自身はまず物事の平衡性を回復するところから始めるしかない状態ですし、そういうときに焦って先に進もうとしてアクセルを強く踏んだりしたら、最初のカーブで曲がりきれずにまた転ぶことになります。

だから、今はゆっくりでもいいので「倒れないでいること」を優先したいです。

たとえゆっくりし過ぎて周回遅れになってもいいから、自分のペースを取り戻すことが一番大切なことであると感じます。

 

というか、そもそも「周回遅れ」と言ったって、私が戻ってきたのは結局のところ「自分の場所」であるわけですから、誰も私を追い抜こうとして必死で走っていたりはしません。

存在しない競争相手と戦うよりも、まずは自分自身の平衡性の回復が第一です。

 

しばらくは火曜の王子での稽古を週一回だけ開催していくことになると思います。

無理せず続けていきたいものです。

 

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